RSウイルス感染症の
症状と治療法
RSウイルス感染症の症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です1)。
ここでは、RSウイルスの潜伏期間、症状、そして治療法について説明します。
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RSウイルス感染症の症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です1)。
ここでは、RSウイルスの潜伏期間、症状、そして治療法について説明します。
【編集協力】杏林大学医学部付属病院 感染症科
臨床教授 倉井 大輔 先生
*喘鳴(ぜんめい):「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」という呼吸音
現在、RSウイルス感染症に対する治療薬は乳児において発症を抑えるお薬がありますが、成人においてはRSウイルス感染症に対する特定の治療法はありません。そのため基本的には症状を和らげるための対症療法が行われます1)。
軽症の場合市販の
解熱鎮痛薬、
水分補給など
重症の場合必要に応じて
酸素投与や
人工呼吸器の使用