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RSウイルス感染症の
症状と治療法

RSウイルスの症状と治療法

RSウイルス感染症の症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です1)

ここでは、RSウイルスの潜伏期間、症状、そして治療法について説明します。

RSウイルス感染症の症状、経過

RSウイルスの潜伏期間と症状の経過1)

RSウイルスの潜伏期間と症状の経過

*喘鳴(ぜんめい):「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」という呼吸音

RSウイルス感染症の治療法

現在、RSウイルス感染症に対する治療薬は乳児において発症を抑えるお薬がありますが、成人においてはRSウイルス感染症に対する特定の治療法はありません。そのため基本的には症状を和らげるための対症療法が行われます1)

  • 軽症の場合

    軽症の場合市販の
    解熱鎮痛薬、
    水分補給など

  • 重症の場合

    重症の場合必要に応じて
    酸素投与や
    人工呼吸器の使用

RSウイルス感染症と、その他ウイルス感染症との比較

RSウイルス感染症2)

潜伏期間
4~5日
主な症状
鼻水、咳などの上気道の症状や発熱、など
経  過
多くの方はそのまま数日間で回復するといわれている。一部の方は喘鳴、呼吸困難などの下気道の症状が出現し、細気管支炎や肺炎へと進展することもある

インフルエンザ3)

潜伏期間
1~3日
主な症状
寒気、高熱、全身の倦怠感、など
経  過
通常は約1週間で軽快するが、高齢者や、呼吸器・循環器などに慢性疾患を持つ患者、免疫機能が低下している患者では原疾患の悪化や肺炎など合併症のリスクが高まる

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)4)

潜伏期間
2~7日(多くは2~3日)
主な症状
発熱、呼吸器症状、倦怠感、頭痛、など
経  過
鼻やのどからの上気道への感染から始まり、多くは発症から1週間程度で回復に向かうが、感染が気管支や肺などの下気道まで進展する場合もある
  • 参考文献
  • 1)厚生労働省RSウイルス感染症Q&A(令和5年9月28日改訂) https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html(アクセス2023年10月)
  • 2)堤 裕幸, ウイルス 55(1):77-84, 2005
  • 3)日本感染症学会 感染症クイック・リファレンス https://www.kansensho.or.jp/ref/d04.html( アクセス2023年11月)
  • 4)新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き 第10.0版 2023/8/21 001136687.pdf (mhlw.go.jp)
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